はじめに
2025新語・流行語大賞ノミネート30語が発表されました!
今年も色々なブームがありましたね…
日本のミームは賞味期限が短いそうで、一瞬で移り変わった物もあり覚えていない方も多いのではないでしょうか?
「今年のブームを振り返りたい!」
「この単語の意味がわからないから解説して!」
「そもそもこんな単語知らないや、画像付きで見たい。」
この記事ではノミネート30語を画像付きで解説しています。
50音順に一単語300語程度で簡潔にまとめているので是非全部読破してみてください!


画像付きで振り返る!『2025新語・流行語大賞』ノミネート30語
エッホエッホ

メンフクロウのヒナが草原を走る写真に「エッホエッホ」という擬音をつけたX(旧Twitter)の投稿がきっかけで拡散したインターネット・ミームです。
「エッホエッホ、〇〇って伝えなきゃ」という構文の形で、何かを急いで伝えなければならない状況や、焦りながらも懸命に取り組む様子をユーモラスに表現する際に使われ、若者を中心に流行しました。
オールドメディア

新聞、テレビ、ラジオ、雑誌といった従来型のマスメディアを指す言葉です。
インターネットやSNSなどの「ニューメディア」と対比する形で使われます。
2025年は、著名人のスキャンダル報道のあり方や、政治的な中立性への疑念などから、これらの既存メディアに対する不信感や批判的な論調が強まり、その文脈で「オールドメディア」という呼称が多用されました。
おてつたび

「お手伝い」と「旅」を組み合わせた造語です。
深刻な人手不足に悩む地方の農家や旅館などの事業者の元で、短期間の「お手伝い」(アルバイト)をすることを条件に、報酬や無料の宿泊場所を得ながら旅行する新しい旅のスタイル、またそのマッチングサービスを指します。
旅費を抑えつつ、観光では得られない地域の人々との深い交流や体験ができるとして、若者からシニア層まで幅広く注目されました。
オンカジ

「オンラインカジノ」の略称です。
インターネットを通じて海外のサーバーにアクセスし、金銭を賭けるギャンブルを指します。
日本国内から海外の合法的なカジノサイトに接続して賭博を行うことは、日本の法律(賭博罪)に抵触する可能性があります。
2025年は、有名スポーツ選手やインフルエンサーによる違法な「オンカジ」利用が相次いで発覚し、その危険性や依存症の問題が大きな社会問題として浮き彫りになりました。

オンラインカジノ問題って今年だったんですね…
去年かと思ってました。
企業風土

その企業で働く従業員の間で暗黙的に共有されている価値観、行動規範、習慣、雰囲気などを指す言葉です。
2025年は、一部の大企業でジェンダー配慮の欠如が露呈したり、安全性を軽視した不祥事が相次いだりしたことを受け、個別の問題だけでなく、その背景にある「古い企業風土」や、上司に逆らえないといった組織の体質そのものを問題視する文脈で、この言葉が頻繁に使われました。
教皇選挙

カトリック教会の最高指導者であるローマ教皇を選出するための選挙で、ラテン語では「コンクラーヴェ」と呼ばれます。
2025年、第266代教皇フランシスコの死去に伴い、新しい教皇(レオ14世)を選出するための教皇選挙がバチカンで行われ、その伝統的かつ厳格な手続きが世界的に報道され注目を集めました。
また、同時期にこの選挙の内幕を描いた同名映画『教皇選挙』が公開されたことも、話題を後押ししました。

「コンクラーベは根競べ」は使い古されたギャグとして有名です。
同名映画『教皇選挙』は相当面白かったです。
緊急銃猟/クマ被害

2025年、クマが市街地や住宅地に頻繁に出没する「アーバンベア」問題が全国各地で深刻化し、特に岩手県や秋田県などで人身被害が急増しました。
これを受け、同年9月から、市町村長の判断に基づき、警察官が市街地など人の生活圏内でクマを銃で駆除(射殺)することを可能にする「緊急銃猟」の制度が導入されました。
この制度の導入と、深刻なクマ被害の状況を総称してノミネートされました。
国宝(観た)

作家・吉田修一の小説を原作に、李相日監督、吉沢亮主演で映画化された『国宝』が、2025年の実写映画として興行記録を塗り替える大ヒットとなりました。
歌舞伎の世界を舞台にした壮大な物語と出演者の熱演が絶賛され、SNS上では鑑賞した人々が「国宝観た?」と鑑賞報告を行う投稿が相次ぎ、社会現象とも言えるムーブメントになりました。

管理人はまだ見ていません。
来年中見てみたいです。
古古古米

2025年に発生した「令和の米騒動」とも呼ばれる深刻なコメ不足に関連する言葉です。
猛暑や水不足による不作でコメの価格が高騰し、政府は備蓄米を市場に放出する措置を取りました。
備蓄米は収穫から1年で「古米」、2年で「古古米」、3年で「古古古米」と呼ばれますが、安価な米を求めて放出米の販売に行列ができる中、この「古」が連なる備 his呼び名自体が、コメ不足の深刻さを象徴する言葉として注目されました。

こちらは現在も続いている問題ですね。
米が本当に高くなりました。
7月5日

「2025年7月5日午前4時18分に巨大津波が来る」という信憑性のないデマ(予言)が、SNSを通じて国内外に広く拡散された現象を指します。
この噂により、台湾や香港などから日本への旅行便がキャンセル・減便されるといった実害も発生し、デマ情報が社会不安を引き起こす事例として問題視されました。
なお、この日は同年に大活躍した大谷翔平選手の誕生日でもあり、その偶然も話題となりました。
戦後80年/昭和100年

2025年が、1945年の終戦から80年、そして昭和元年(1926年)から起算して100年目(昭和100年)という、歴史的な二重の節目にあたることを示す時事用語です。
この節目の年に、日本初の女性首相の誕生、深刻な物価高や米不足、トランプ関税による世界経済の混乱など、国内外で大きな政治・社会の変動が起こり、時代が大きく移り変わる象徴として、この言葉がたびたび引用されました。
卒業証書19.2秒

学歴詐称疑惑が報じられた静岡県伊東市の田久保真紀市長(当時)が、記者会見での説明に由来する言葉です。
市長は疑惑を否定し卒業証書の現物を提示しましたが、記者団から「チラ見せだ」と指摘されたことに対し、「約19.2秒ほど見ていただいたと記憶しております」と、具体的な秒数を挙げて反論しました。
この「19.2秒」という中途半端かつ具体的な数字が、かえって疑惑を深めるとともにSNSで話題となり、ネットミーム化しました。
チャッピー

OpenAIが開発したAIチャットボット「ChatGPT(チャットジーピーティー)」の愛称です。
特に女子高生などの若い世代が、勉強の質問や作業の補助といった実用的な使い方だけでなく、友人や恋人に対するように恋愛相談や雑談、悩み事を打ち明ける「話し相手」として、親しみを込めて「チャッピー」と呼ぶことが一般化し、AIが日常に溶け込んだ様子を象徴する言葉となりました。
チョコミントよりもあ・な・た

「ラブライブ!」シリーズの期間限定スペシャルユニット「AiScReam(アイスクリーム)」が2025年1月に発表した楽曲『愛♡スクリ~ム!』の歌詞の一節です。
「ルビィちゃん!(は〜い!)何が好き? チョコミント よりも あ・な・た」というコールアンドレスポンスのフレーズがキャッチーであると話題に。
特にTikTokで、国内外のK-POPアイドルやインフルエンサーがこの曲を使った動画を投稿したことで、国境を越えたブームとなりました。

なんと紅白出演も決まっています!
元ネタの解説はこちらです。
全体の歌詞とパート分けの歌詞はこちらです。
トランプ関税

2024年の米大統領選挙で勝利し、2025年に再び大統領に就任したドナルド・トランプ氏が、公約通り各国からの輸入品に対して高い関税(特に全輸入品に一律10%)を課す保護主義的な貿易政策を指します。
この政策は世界経済に大きな混乱をもたらし、日本でも輸入品の価格がさらに上昇するなど、「物価高」に拍車をかける一因となり、連日ニュースで取り上げられました。
長袖をください

お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が、人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』のドッキリ企画「名探偵津田」の中で発した言葉です。
沖縄でのロケと聞かされて半袖しか持ってきていなかった津田が、突如「事件の舞台」である新潟に連れて行かれると知り、寒さを心配してスタッフに「長袖をください」「ユニクロ寄ってください」と切実に懇願したシーンが視聴者の爆笑を誘い、後にユニクロの広告にも起用されるなど流行しました。
親不孝もので
すいません。https://t.co/Q7sqU7gJPK https://t.co/xrYOxxh8Wr pic.twitter.com/LOx1Z2EXLf— ユニクロ (@UNIQLO_JP) May 7, 2025

「ユニクロに寄ってください」で実際にユニクロのCMに出演されました。
二季

近年、春や秋といった過ごしやすい季節が極端に短くなり、猛暑の「夏」と、寒暖差の激しい「冬」(あるいは温暖化で暖かい冬)という、二つの季節が長くなっている日本の気候変動の状況を「二季化」と表現したものです。
この気候変動により、アパレル業界では春物・秋物商戦が短縮されるなど、生活や経済活動にも影響が及んでおり、その世相を「二季」という言葉で表しました。


ぬい活

「ぬいぐるみ活動」の略称で、「推し活」の一形態です。
自分のお気に入りのぬいぐるみ(アニメのキャラクターやアイドルを模したものなど)を「推し」の分身として愛でる活動全般を指します。
具体的には、ぬいぐるみをカフェや旅行先などに連れて行って写真(「ぬい撮り」)を撮ったり、SNSに投稿したり、手作りの服を着せ替えたりするなどの行為が含まれます。
2025年もZ世代を中心にこのトレンドが継続・拡大しました。
働いて働いて働いて働いて働いてまいります / 女性首相

2025年、自民党総裁選で勝利し、後に日本憲政史上初となる女性首相に就任した高市早苗氏が、総裁就任会見で述べた所信表明の一節です。
課題が山積する中での決意を「働いて」という言葉を5回繰り返すことで強調しました。
この力強いフレーズは、総裁決意表明として受け止められる一方、「ワークライフバランスを捨てる」ことには、賛否の声があがりました。

日曜日に総裁選がライブ配信されていたので、管理人はリアルタイムで視聴していました。
ビジュイイじゃん

男性ダンスボーカルグループ・M!LK(ミルク)の楽曲『イイじゃん』の歌詞にある「今日ビジュイイじゃん」というフレーズが元になっています。
「ビジュ(ビジュアル)が良い」という褒め言葉で、10代の若者、特に女子高生の間で、友人同士で会った際の挨拶代わりや、お互いの容姿やその日のコンディションを気軽に褒め合うコミュニケーションとして、TikTokや日常生活で広く使われました。
ひょうろく

ピン芸人「ひょうろく」の個人名です。
人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』などで見せる、常識が通じない独特の言動や、予測不能なリアクションが「面白すぎる」とSNSで注目を集めました。
2025年にはNHK大河ドラマ『べらぼう』に俳優として出演するなど活躍の場を広げ、その唯一無二のキャラクターが強烈なインパクトを与え、芸人の個人名そのものがノミネートされました。
物価高

食料品、エネルギー、日用品、サービスなど、生活に関わるあらゆるものの価格が上昇し続ける状態を指します。
2022年頃から続く世界的なインフレや円安に加え、2025年はコメ不足や「トランプ関税」などの新たな要因も加わり、物価の上昇に賃金の上昇が追いつかない状況が継続。
国民生活を直撃する最大の関心事として、この言葉が連日メディアを賑わせました。
フリーランス保護法

特定の企業や組織に所属せず、個人で仕事を請け負うフリーランスの働き手を、発注元の企業とのトラブル(報酬の未払いや一方的な減額など)から守るために制定された法律です。
正式名称は「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」で、2024年11月に施行されました。
2025年に入り、多様な働き方が広がる中で、フリーランスの権利や労働環境を整備する法律として注目を集めました。
平成女児

平成中期(1990年代後半~2000年代初頭)に少女時代を過ごした、現在の20代~30代の女性を指す言葉、または彼女たちが当時熱狂した文化(『りぼん』『なかよし』などの少女漫画雑誌、アニメ、キャラクターグッズなど)を指す言葉です。
令和の時代になり、当時を知る世代が懐かしさからブームを再燃させたり、当時を知らないZ世代がそのレトロなデザインを「エモい」「逆に新しい」と評価したりするムーブメントが起こりました。
ほいたらね

2025年上半期に放送されたNHK連続テレビ小説『あんぱん』(やなせたかし夫妻がモデル)で、主人公の妻・朝田のぶ(今田美桜)がナレーションも担当し、その最後に「じゃあ、またね」という意味の高知(土佐)弁である「ほいたらね」という言葉で締めくくるのが恒例となりました。
この柔らかく温かみのある方言の響きが、毎朝の癒しとして視聴者の間で話題となり、親しまれました。
麻辣湯(マーラータン)

中国・四川発祥の、花椒(ホアジャオ)の痺れる辛さ「麻(マー)」と唐辛子のヒリヒリする辛さ「辣(ラー)」が特徴の春雨スープです。
2025年、Z世代や女性を中心にブームとなりました。
人気の理由は、春雨、野菜、キノコ、肉、海鮮など数十種類の具材や、スープの辛さを自分で選べる「カスタマイズ性」の高さ、そして薬膳も取り入れた「ヘルシーさ」が健康志向やSNS映えのニーズと合致したためです。

ここ数年ちょくちょく見かけるようになったと思ったら、とうとう流行語にまでノミネートされたんですね。
ミャクミャク

2025年4月に開幕した「大阪・関西万博」の公式キャラクターです。
「細胞と水が一体となった」という設定の、多数の目玉がついた赤いリング状の姿は、発表当初こそ「怖い」「きもい」と賛否両論を呼びました。
しかし、万博が開幕し、そのユニークな動きや愛嬌のある(?)振る舞いが注目されると、「キモかわいい」「だんだん癖になる」と人気が爆発。
関連グッズが完売するほどの人気キャラクターとなりました。

皆さんは万博へは行けましたか?
薬膳

健康志向の高まりを背景に、2025年に改めて注目された食のトレンドです。
中医学(中国伝統医学)の理論に基づき、季節や個人の体調に合わせて食材を組み合わせ、心身のバランスを整える食事を指します。
特に、同年にブームとなった「麻辣湯」や火鍋、せいろ蒸しなどが、スパイスや漢方食材を使った「薬膳スープ」をベースにしている点が、美容や健康、デトックスに関心の高い層から強く支持されました。
ラブブ

香港のアーティストがデザインした、ウサギのような長い耳の着ぐるみを着て、ギザギザの歯を見せてニヤリと笑う、いたずらっ子のようなキャラクターです。
K-POPアイドルBLACKPINKのリサが紹介したこと
や、その一見不機嫌そうな「悪魔っ子」風の表情と、愛らしいポーズのギャップが「キモかわいい」と、国内外の若者の間で熱狂的な人気となりました。
中身が分からないブラインドボックス形式のフィギュアは即日完売し、高額転売や偽造品が問題となる社会現象になりました。

最近はブームは落ち着いている印象ですね。
リカバリーウェア

着用することで疲労の回復や睡眠の質向上をサポートする効果がうたわれる機能性衣類です。
特殊な繊維や鉱石を生地に練り込むことで、血行促進や筋肉の緊張緩和などを促すとされています。
従来はトップアスリートが愛用するものでしたが、2025年に有名芸能人がテレビ番組などで愛用品として紹介したことをきっかけに、慢性的な疲労や睡眠不足に悩む一般層にも人気が爆発し、市場が急速に拡大しました。
まとめ
今回はノミネート30語を50音順に画像付きで一単語300語程度で簡潔にまとめて解説しました。
ひとつひとつ調べていて、
「あぁ、こんなのもあったなぁ…」
「これって今年だったか!」
と管理人も今年を振り返ることが出来ました。
皆さんはどの単語が一番意外でしたか?
また皆さんはどの単語が大賞を取ると思いますか?

管理人は『Switch2』や『Switch2抽選』が入ると思いましたがありませんでした。




















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