第38巻までのハンターハンター暗黒大陸編:十二支ん、ビヨンド、ジン&パリストンの現状

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はじめに

現在連載されている「ハンターハンター」の暗黒大陸編は、
作中で最も謎に包まれたエリア「暗黒大陸」を舞台に展開されるエピソードです。

この編では主要キャラクターたちが暗黒大陸の探検を計画し、
その過程で新たなキャラクターや旧キャラクターの争いや企みが描かれています。

今回は主要キャラクターであり物語を大きく動かすであろう
十二支ん、ビヨンド=ネテロ、ジン&パリストンの現在の動向を書いていきます。

かおる
かおる

詳しくはそれぞれ個別で書けたらと思います。

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十二支ん

十二支んは暗黒大陸編で大きな役割を果たすキャラクター集団であり、
ハンター協会内の十二の最高幹部で構成されています。

前会長であるアイザック=ネテロによって選ばれた12人のメンバーで、
各メンバーはそれぞれ異なる動物の名前にちなんだコードネームを持っています。

現在は初期メンバーからジン、パリストンが抜けており、
選挙編にて
「この………!!クソ野郎!!!!!!」
「いっぺん死ねぇぇぇぇぇ!!!!!」
と十二支んメンバーも一目置くジンを大勢の前で殴り飛ばした事、
仲間(ゴン)思いな面が支持されジンの後釜にレオリオが十二支んの一員となりました。

パリストンの後釜にはレオリオの推薦もありクラピカが就任します。

暗黒大陸編のクラピカについてはこちらで触れています。

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かおる
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選挙後、ジンはレオリオの事を絶賛しており
「レオリオって奴に会えたのが一番の収穫だ」「あれは伸び代デケーぞ」
と発言しており、自分の後釜に賛成の様でした。

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現在の十二支んの目的はネテロ前会長の遺言で、
ビヨンド=ネテロより先に五大厄災のどれかを攻略し希望(リターン)を持ち帰る事です。

12人いる十二支んですが全員で一つの厄災に挑むのか、
トリコの最後の様に分かれて攻略していくのか気になるところです。

十二支んの目的はもう一つありこちらはV5からの依頼で、
好き勝手行動するビヨンド=ネテロを捕まえる事です。

V5とはハンターハンターの世界に存在する
ベゲロセ連合国、サヘルタ合衆国、オチマ連邦、ミンボ共和国、クカンユ王国の
5つからなる同盟であり、カキン帝国の暗黒大陸進出というこの世のタブーを危険視し
その暗黒大陸探検隊の総責任者であるビヨンドの捕獲を依頼したという流れです。

しかし既にビヨンドは自首(?)という形で自ら十二支んの前に現れており
”一応”現在は捕獲済みという事になっています。

何か企んでいるビヨンドがこのまま大人しく捕まるのはあり得ないと思いますが…

かおる
かおる

ゴンとキルアはキメラアントと死闘を繰り広げ結果的に2人とも生存

レオリオとクラピカは十二支んのメンバーに加わる

ヒソカはゾルディック家も煙たがる幻影旅団と多対一の殺し合い

初期の主要キャラクターの飛躍っぷりが凄いですね。

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ビヨンド=ネテロ

ビヨンド=ネテロは、暗黒大陸編において台風の目とも言えるキャラクターです。
暗黒大陸に行くと言い出したのは他でもないビヨンドでした。

かおる
かおる

一応ビヨンドとカキン帝国国王が2人で言い出した事ですが、
恐らくこれはビヨンドが背中を押し”その気にさせた”のだと思います。

彼は前ハンター協会会長アイザック=ネテロの息子でを名乗り、
暗黒大陸への強い興味と執着を持っています。

ビヨンドは父親が果たせなかった暗黒大陸探検の夢を実現するため、
自らの手でその計画を進めようとします。

ビヨンドの目的は(裏があるとすれば真意はまだ不明ですが)
未開の地である暗黒大陸を誰にも縛られずに探検したいという単純な物です。

カキン帝国と手を組み暗黒大陸探検隊の総責任者となり
パリストン含め10人の仲間を集め未開の暗黒大陸を冒険することが目的です。

しかし目的は単純に聞こえますが彼が冒険しようとしている場所が暗黒大陸であることから
暗黒大陸編は政治的な駆け引きや権力争いが絡んだ複雑な局面を迎えていきます。

ビヨンドがこれからどのように動き暗黒大陸でどんな成果を上げるのか、
新たな資源や技術の発見や未知の力の獲得が楽しみです。

かおる
かおる

十二支んメンバーによると見た目、言動はそっくりなビヨンドですが

「本当に息子でした!」なんて綺麗に行くとは思えないんですよね…

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ジン&パリストン

ジンはご存知の通り主人公ゴン=フリークスの父親であり元十二支んの一員です。
ネテロ前会長も認める程のハンターとしての卓越した能力と知識を持っており
協会内では伝説的な存在とまでなっている人物とも言えます。

パリストンはジンと同様に元十二支んの一員でありハンター協会の副会長でもありました。
常い笑顔で人と接していますが、性格は一般的な人から見て歪んでおり
十二支んのメンバーだった時はジンとの知略勝負でいがみ合っていました。
現在でも彼の真意は掴めておらず謎めいた人物です。

かおる
かおる

”悪い奴”ではあるけど、”悪人”ではなさそうな気がします。
パリストンは何を企んでいるのか…

ジンとパリストンの関係はやや複雑であり、
二人は互いに全く異なる価値観や目的を持っています。

ジンは自由を尊重し探検や発見を楽しむことを重視する一方で、
パリストンは権力や支配を求め常に裏で何かを画策しているような人物です。

そんな2人ですが暗黒大陸編では十二支んを辞任し現在2人は一緒に行動しています。

パリストンは十二支ん脱退後にビヨンドの10人いる仲間の一人となっており、
ジンはビヨンドの暗黒大陸に進出するという計画に興味を持ち、
またジンはパリストンの言動の監視も兼ねてカキン帝国の探検に加わることを決意します。

かおる
かおる

10人はビヨンドに金で雇われていましたが、
ジンが二倍の報酬を前金で払うから俺が今からNo.2だと発言し
No.2だったパリストンを引きずり下ろしました。

ちなみにジンは一国の大統領並みの財力を持っているそうです。

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ジンがどのようにしてパリストンの策略をかわし、
ビヨンドとの協力関係を築いていくのかが注目されます。

パリストンの企みで警戒すべきはやはり選挙編にて明かされた
5000体分のキメラアントの卵を所有している事です。

もし何かの気の迷いでパリストンが暴走しキメラアントが放たれでもすれば
凄腕のハンター(ヒソカや幻影旅団を含む)はほとんどブラックホール号に乗船している為、
今まで住んでいた場所(暗黒大陸の海の内側)が惨事になることは間違いないでしょう。

キメラアントの卵、カキン帝国、十二支ん、そしてジン…
これらを利用してパリストンは何を企んでいるか…

かおる
かおる

いがみ合っているジンとパリストンですが、

2人とも超有能なので実は作中最強コンビなのかもしれませんね。

アイシールド21の蛭魔と阿含みたいな感じですかね。

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最後に

暗黒大陸編はハンターハンターの物語において非常に重要な転換点となっています。

これまで描かれてきたキャラクターたちの新たな一面が見られるだけでなく、
暗黒大陸という未知の世界での冒険が待ち受けています。

ビヨンド=ネテロが果たして暗黒大陸で何を手に入れようとしているのか、
ジンとパリストンの対立がどのような結末を迎えるのか、
十二支んがどのようにしてハンター協会を守りビヨンドとの関係を築いていくのか
前回紹介したクラピカや王位継承戦、ヒソカと旅団の対立と見どころが多すぎます。

暗黒大陸編は既存のファンにとっても新たな読者にとっても、
ハンターハンターの魅力を再発見する絶好の機会となると思います。

未知の世界への冒険とその裏で繰り広げられるキャラクターたちの戦いが、
今後どのように展開されていくのか楽しみです。

次の記事は暗黒大陸に向かう背景についてです。

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