こちらは初心者向け全3記事のPart3となります。
Part1はこちらです。
Part2はこちらです。
はじめに
ここまで「概要」「始め方」「ルール」「おすすめレーン」「おすすめチャンピオン」を
紹介してきましたが満を持して試合の”勝ちへの意識”について触れたいと思います。
今まではある程度初心者さん向けに出来るだけ簡単に紹介していましたが、
”勝ち方”となると簡単には紹介出来るとは断言出来ません。
また当たり前ですが本記事で紹介することが全てではありません!
”勝ち方”なんて無数にあります。
本記事は「初心者さんでも分かり易い重要な事だけ」をコンセプトに書いていきます。
”勝つために意識すること”を書くとなると結構な文章量になりますが
出来るだけ分かり易く絞って紹介するつもりですので
頑張って付いてきてくださると幸いです!
文章量だけを見ると多く感じるかもしれませんが、
数十試合、数百試合やってやっと身に付くよりも
ここで読んで理解した方が効率は良いと思います!
勝つために意識する事
前提としてある程度『League of Legends』をプレイしていて
ランク戦を始めている様な方向けの話となります。
始めたばかりの方はあまり気にしなくて大丈夫です!
真似できるところだけ参考にしていってください。
マクロへの意識
「ゲームも中盤になったしなんとなく誰もいないレーンに行ってCS取りに行こう。」
「リコール後に歩いて移動が面倒だから余ってるテレポートで向かおう。」
この考え方はあまり良くないです。
マクロと一言で言っても『League of Legends』にはあらゆる場面でのマクロが存在します。
全ては到底解説出来ませんが少し例をだして紹介していきます。
例えば数分後に重要な中立モンスターがTOP側に出現するとします。
出現前にある程度ミニオンのウェーブを相手陣地へ押し込みたいです。
ここでテレポート持ちのサモナーは何処のレーンに行きミニオンウェーブを押すべきでしょうか、
逆にテレポートを持っていないサモナーは何処のレーナに行くべきでしょうか。
正解は数分後にTOP側に取りたいオブジェクトが出現するなら
テレポート持ちのサモナーは逆側のBOTレーンのミニオンウェーブを押しに、
テレポートを持っていないサモナーはTOPレーンのミニオンウェーブを押しに行くのが正解です。
理由はテレポートを持っているサモナーはオブジェクトが出現したと同時に
テレポートを使うことで即座に寄ることが出来るからです。
仮に敵チームがオブジェクトを取ろうとしている際にも直ぐに合流して止めに行くことが出来ます。
ここでテレポートを持っていないサモナーがBOTレーンウェーブを押しにに行ってしまうと
オブジェクトに向かうのに歩いて向かわなければいけません。
これでは敵チームにオブジェクトは取られる上に、
最悪到着する前に集団戦を仕掛けられて人数差で味方チームが敗けてしまいます。
この様にマップ全体、ゲーム全体の流れを意識して行動することが重要になります。
『League of Legends』のマクロは独学では理解するのも難しいです。
「今試合の何が駄目だったんだろう。」と正解がわからないまま放置しがちです。
回数をこなして自然と備わる物でもないので、
YouTubeなどでマクロ解説を見るのが一番手っ取り早く分かり易いと思います。
調べる際は自分のレーンのマクロを中心に調べてみて下さい。
例えば「MID マクロ」「SUP マクロ」「ゲーム中盤 マクロ」
などで検索してみて下さい。
敵チームのチャンピオンとアイテムへの意識
「敵チームにエイトロックス(サステインチャンピオン)がいるけど
とりあえず今まで通りの装備を積んでおこう。」
「自分はADCだし相手の構成がバーストチャンピオンが多めだけど
とにかくか火力装備だけを積んでいこう。」
この考え方はあまり良くないです。
『League of Legends』を始めたばかりの方だと
アイテムの効果やチャンピオンの特性はわからないと思いますが
出来るだけ早く重要なアイテムやチャンピオンの特性は覚えた方が良いと思います。
例えばエイトロックスというTOPレーンで出てくるチャンピオンは
AAを当て続ける事でとんでもない量のサステインを得ます。
この様なチャンピオンには「重症」と呼ばれる効果を持っているアイテムを
チームの誰かが積むことが必須になります。
「重症」の効果は”回復効果を減少させるデバフ”で敵チャンピオンに
サステイン力の多いチャンピオンがいれば優先的に積むべきアイテムとなります。
大体の目安として1コア完成後に重症アイテムを積んでいきたいです。
「重症」の効果は広く用意されています。
写真 | 名称 | 素材写真 | 備考 | |||
サモナースペル |
イグナイト
|
–
|
対象に重傷5秒間 | |||
チャンピオンスキル |
カタリナのウルト
|
–
|
–
|
|||
クレッドのQスキル
|
–
|
–
|
||||
ヴァルスのEスキル
|
–
|
–
|
||||
防具アイテム |
ソーンメイル
|
素材のブランブルベストに重症効果
|
||||
ADアイテム |
ケミパンク
チェーンソード |
素材のエクスキューショナー・コーリングに重症効果
|
||||
モータルリマインダー
|
||||||
APアイテム |
モレロノミコン
|
素材の忘却のオーブに重症効果
|
||||
ケミテック
ピュートリファイアー |
||||||
※スキルは当たった敵チャンピオンに付与
※防具は重症効果の付いた防具を積んでいるチャンピオンが通常攻撃を受けると攻撃者に付与
※ADアイテムは敵チャンピオンに物理ダメージを与えると付与
※APアイテムは敵チャンピオンに魔法ダメージを与えると付与
「維持する」「持続させる」という意味で『League of Legends』では
(特に日本サーバーでは)回復力や回復という意味で使われています。
正確な意味はレーンに長く留まる事を総称して使われるそうで、
体力回復、マナ回復、防御力、シールドなどの耐久力を総じて
サステイン(sustain)と言われるそうです。
「重症」の効果は回復効果を減少させるデバフ、つまり回復阻害です。
これを略して重症アイテムの事を「阻害」と呼ぶ事があります。
また敵チームの構成がアサシンなど瞬間火力を出すのが得意なチャンピオンが多い場合は
キャリー陣も例外的にゾーニャの砂時計という防御アイテムを積むことがあります。
ゾーニャの砂時計はアクティブアイテムでアクティブ効果は、
2.5秒間使用者を行動不能かつ無敵 (ダメージ無効・対象指定不可) にするという物です。
簡単に言うと「2.5秒間動けなくなるけど完全無敵になるよ!」という意味です。
キャリー陣はアサシンなどにいち早く狙われますが、
ゾーニャの砂時計を使うことによって敵のスキルを無駄撃ちさせたり
味方の合流まで時間を稼ぐことが出来ます。
ゾーニャの砂時計の素材であるシーカーアームガードも同じ効果ですが、
一度使うと壊れてしまい砕けたアームガードとなります。
ゾーニャの砂時計の素材の役割は果たしてくれるので、
ゾーニャの砂時計を完成させると再び使用できるようになります。
完成させた場合は120秒に一回使えるようになります。
瞬間火力の事です。
短い時間で高火力を出すことのできるチャンピオンをバースト系チャンピオンと言います。
主にアサシンなどが当てはまりますが、メイジではシンドラなどが当てはまります。
クイックシルバーサッシュ(通称サッシュ)やナイトエッジなどが採用される場合もあります。
チ―ム意思への意識
「周りは乗り気じゃないけどここは絶対に勝てるから集団戦した方が良い。」
「皆リコールしてるけどもう一本タワー折れるから自分だけ残る。」
この考え方はあまり良くないです。
仮に自分の考えや状況判断が間違っていないとしても、
自分以外の4人がNOと言えば説得しない限り突っ走るのは危険です。
集団戦で当たる当たらないの判断では、
周りが着いてこないのに一人だけ突っ込んで無駄にデスする
逆に自分だけ出遅れてその間に見方が人数差で敗けてしまう
こんな悲しい結果になってしまいます。
どれだけ自分が間違っていないと思っていても直ぐに説得できない場合は
周りに合わせるのも大事です。
特にソロでランクなどに挑む際はチームの意思がとても重要な物になります。
チームの心を一つに!
最後に
ここまで本当にお疲れ様でした。
今回は全3記事に渡って『League of Legends』で
初心者さんが勝つために意識したい事を紹介しました。
出来るだけ絞って重要な物だけを書いたつもりですがいかがでしたでしょうか。
本記事で紹介した以外にも上のランクへ行けば意識しなければいけないことが出てきますが
今回紹介した物はどの試合でも、どんな構成でも基本となる考え方です!
まずは紹介した物を少しずつ意識しながら試合をこなしてみて下さい。
いきなり全ては無理なので
「今回はこれとこれを意識してみるか。」
と出来る事を増やしていき最終的には無意識に出来ると素晴らしいです!
出来ることが増えると間違いなく勝率アップに繋がります!
Part1はこちらです。
Part2はこちらです。
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